健康によいと思って飲んでいる野菜ジュース。でも「効果はない」とか「身体によくない」という噂をきいたことはありませんか?
身体のために今まで飲んでいた野菜ジュースも、そんな噂をきくと飲むのをためらってしまいますよね。実際のところ、どうなんでしょうか?
野菜ジュースを飲むと本当に健康になるのか、また野菜ジュースを飲む時の注意点をご紹介します。
野菜ジュースを飲むと健康に効果があると言われる本当の理由とは?!
野菜ジュースを健康のために飲んでいる方は、野菜を食べるよりも手軽だから、という理由で飲んでいませんか?
実は、生の野菜よりもジュースにして摂取したほうが吸収率の良い栄養素があるのです。特にリコピン、βカロテンはジュースの状態で飲んだほうが吸収率がアップします。このことだけでも野菜ジュースの健康効果は立証できますね。
野菜ジュースは、飲む時間帯によってもそれぞれ異なるメリットを発揮してくれます。
忙しい朝食時に飲むと、栄養を補いエネルギッシュな1日を送ることが出来ます。また、代謝がアップするのでダイエット効果もあります。そして、昼食後にも血糖値が上がりにくくなります。
おやつの時間に飲むと、手軽に小腹を満たすことが出来るので、少量で満腹感を感じることが出来ます。そして仕事が終わるまで集中力を持続する働きもしてくれます。
もちろん、野菜と野菜ジュースは別のものです。加熱されたり酵素やビタミンも減少されていることも多いので、野菜ジュースは野菜の代わりには決してなりません。
しかし野菜をなかなか摂ることが難しい場合は、野菜ジュースを飲んで栄養素を補ってみてください。
野菜ジュースで太るって本当?飲むときに気を付けるべきポイントは?
それでは野菜ジュースを飲むと太る、というのは本当なのでしょうか?
市販されている野菜ジュースに含まれる糖質は、10~15gです。
一方ガムシロップには糖質が6.5g含まれているので、野菜ジュースはガムシロップの約2倍糖質を含んでいることになります。
意外と糖質が含まれているので、野菜ジュースが健康にいいからといって飲みすぎると、ダイエットには妨げになってしまいます。
しかし、一日に人間が必要な糖質の量は260gなので、節度を持って飲む分には全く問題ありません。
一方、野菜ジュースを飲むと肌の色が黄色くなる、と心配する方もいます。これは柑皮症というもので、みかんを食べすぎると肌が黄色くなるのと同じです。野菜ジュースを飲む量を控えると治りますので、あまり不安になることはありません。
まとめ
野菜ジュースは飲み方さえ間違えなければ、健康に優れている飲み物です。ただ、飲みやすい野菜ジュースには塩分、糖分、添加物などが多く含まれている場合もあります。必ず成分表をチェックしましょう。
また、野菜ジュースを飲んでも野菜の栄養すべてを補うことはできません。野菜ジュースは栄養補助と考えて取り入れ、適切な量を摂取することが大切です。
生活環境に合わせて野菜ジュースを上手に取り入れ、ぜひ野菜ジュースのメリットを最大限に活かしてください。