0歳や1歳の赤ちゃんをお葬式に参列させる時、どんな服装にさせたらよいのか悩みますよね。大人は喪服を着ますが、そもそも赤ちゃんに喪服ってあるのでしょうか?
0・1歳の子をお葬式に参列させる時の掟について、今回は特に男の子についてご紹介します。
赤ちゃんをお葬式に出す時に気を付けたい服装の事!男の子は黒パンツ?
赤ちゃんを連れてお葬式に参列することになった時、服装にはどんなことに気をつければよいのでしょうか?
赤ちゃん用の喪服はめったに売っていません。できれば黒系のフォーマルな服(ロンパースなど)が最適です。
ただ急な葬儀では用意するのも難しいと思います。
そんな時はもともとある手持ちの服から黒や紺、グレーなどの落ち着いた服の色を選ぶと失敗しません。
また、派手な柄のものやデニム素材のものはカジュアルすぎてしまうので避けたほうが無難です。
靴はシックな色のものは持っていない方も多いと思いますが、赤ちゃんの場合はさほど目立たないので普段履いているもので大丈夫です。もちろん裸足や靴下でもOKです。
大切なのは、落ち着いた色で日ごろから着慣れている動きやすい服装をさせることです。特に男の子は動きが活発な子が多いので、着慣れていない服だとぐずってしまう場合があります。
これだけは絶対に知っておきたい!お葬式時の我が子の服装マナー3ヶ条
赤ちゃんの服装と併せて絶対に知っておきたいマナーをご紹介します。
1. できれば赤ちゃん連れで参列しない
もちろん赤ちゃんを連れてきてはいけない、ということはありません。特に親族であれば顔を最後に見せてあげたいとも思いますよね。
しかし赤ちゃんは厳かな雰囲気とは関係なく突然泣き出すこともありますし、授乳やおむつ替えでママも席を立ったりする機会も増えてしまいます。周りの人たちへの配慮が必要になってきます。
特に親しい間柄でなければ、赤ちゃんを預けたりママ自身も弔電を送るなどして参列をしないでお悔みの気持ちを伝えましょう。
2. ママは現地で喪服に着替える
赤ちゃんの服装については先ほど述べたとおりですが、ママの服装も大切です。現地まで赤ちゃんを抱っこして来ると、喪服の場合赤ちゃんのよだれや飲みこぼしで汚れてしまいます。現地で喪服に着替えるようにしたほうが安心です。
3. いつでも席をはずせる準備しておく
昼寝をさせたり授乳をして準備をしていても、葬儀の間に赤ちゃんがぐずったりしてしまうことはあります。その際は後方に移動したり会場から出るようにしましょう。
周囲の人も気を使ってしまうので、お焼香がすんでいれば外にいても問題はありません。お焼香の前の場合にはお焼香の時だけ赤ちゃんの抱っこを他の人にお願いして対応します。
まとめ
葬儀の知らせは突然やってくるので、赤ちゃんがいる場合にはどうしたらよいか悩む方も多いと思います。赤ちゃんを連れて参列する際には周囲に配慮する気持ちやマナーが一番大切です。赤ちゃんの服装のマナーは二の次で構いません。ぜひ3ヶ条は参考にしてみて下さいね。