わたし「ふとん乾燥機は絶対エアマット式!」って思ってました。だってエアマット式じゃないと、布団の隅々まで温まらない気がして。
でもエアマット式って、使うときにいちいち袋を広げたり、使い終わったらまたキレイに畳んで片付けたりと面倒くさいんですよね。
なにか良い布団乾燥機はないかな?と探してみたら、見つけました。ノズル式の弱点をノズルを2本にすることで見事カバーした布団乾燥機なんです。
それがアイリスオーヤマの「カラリエ ツインノズル KFK-W1」です。
おたくのふとん、大丈夫?
干したあとの布団って、ふわふわで、おひさまの匂いがして、温かくて、気持ちいいですよね。
あなたは布団、干せてますか?
わたしもそうですけど、なかなか布団を干せない人って多いと思うんです。
四季のある日本には梅雨もあるし、天気の悪い日、花粉の季節などは外に干せないし、景観の問題で干してはいけないマンションも増えたし、高齢者には布団を干すのが重労働だし、そもそも忙しくて干す時間がない人もいますよね。
それでついつい布団を干さずにいると、汗や湿気で湿っぽくなるし、ダニの温床になります。ダニの死骸を吸い込んだりすると、アレルギーや喘息になったりするので怖いですよね。
そんなときは、室内で布団を温め、乾燥させて、ダニまで退治してくれる布団乾燥機がとても重宝します。
エアマット(袋)式とノズル式
ふとん乾燥機には、大きくわけて2つのタイプがあります。
ひとつはエアマット(袋)を布団に挟んで温風を送り込むタイプ。そしてもうひとつがノズル(送風口)をふとんに差し込むタイプです。
最初に言ったとおり、わたしは断然エアマット派でした。ノズル式ではふとん全体を温めることができないと思ってたんです。
確かに従来のノズル式はノズルが1本だったので、その傾向があったようです。でもアイリスオーヤマのカラリエKFK-W1はノズルを2本にしたツインノズル方式なので、充分ふとん全体が暖まります。
これは「家電批評」という雑誌の企画で行われた温度測定の検証結果からも実証済み。実はわたしも家電批評の記事を見てカラリエKFK-W1の購入を決断したクチなんです。
ふとん全体をちゃんと温めることができるなら、エアマット式よりノズル式のほうが断然扱いやすくて利便性が高いですね。だってノズルを布団に挟んでスイッチポンだけですから。使うたびにマットを出したり仕舞ったりする手間がなくていいのは、とても楽で助かります。わたしがエアマット派からツインノズル派に寝返った瞬間ですね。
ツインノズルだからできること
通常は2本のノズルを1組の布団に差し込んで使いますが、2組のふとんにノズルを1本づつ差し込んで使うこともできます。同時に2組の布団を暖められるので時間が短縮できますね。ノズル1本で温めるので布団全体を温めるには無理がありますが、「寝る前にちょっとだけ温めたい」ときには便利です。
ふとん乾燥機は靴の乾燥にも使えるんですけど、ツインノズルなので2足同時に乾燥できます。家族が多いご家庭には時間が半分になるので、ありがたい機能ではないでしょうか。
布団乾燥機でダニを撃退
「太陽に当てて干してもダニは死なない」という事実は、よくテレビでも言われていますし、ご存知だと思います。
特に赤ちゃんや子供のふとんには、ダニを寄せ付けたくないですよね。
そんなダニを退治するのに有効なのは、やはり天日干しより布団乾燥機でしょう。
カラリエKFK-W1には「あたためモード」「乾燥モード」「ダニモード」があるので、「ダニモード」を選ぶだけでダニ退治ができます。高温で100分やられたらダニもたまったもんじゃありません。
ダニ退治したあとは、ダニの死骸を掃除機で吸い取ってあげるとベストですね。
軽量コンパクトで使いやすい
他メーカーの製品と比べてもカラリエKFK-W1は小型です。幅が17cm、奥行きが20cmぐらいしかないので収納しやすいです。
しかも重量は2.2kgと軽いので寝室を移動するにも楽ちんです。
操作パネルもわかりやすくて、取扱説明書を見なくても簡単に使えます。
欲を言えば、電源ケーブルがちょっとしまいにくいかなと思いますが、ふとん乾燥機の機能には全く関係ないので、そこはご愛嬌ということで。
布団乾燥機といえば、なんとなく冬のイメージかもしれませんが、実際には花粉の季節、梅雨、汗をかく夏、と1年中使うものです。
手軽に使えて効果もバッチリなカラリエKFK-W1にして正解でした。
ちなみにKFK-W1とFK-W1の違いは、操作パネルの色と、KFK-W1にはアロマケースと脱脂綿が付属することぐらいで肝心な性能は変わりません。FK-W1のほうが付属品が少ない分、若干お安いのでお得かもしれませんね。