子供のくしゃみや鼻水が最近気になるけれど、風邪なのかアレルギーなのかわからない、というママは多くいるようです。昔からアレルギー持ちのお子さんであれば症状でわかりますが、急にくしゃみ鼻水が始まった場合には病院に行ったほうがよいのかと悩みますよね。
病院へ行って詳しく検査してもらうことが一番の近道ですが、アレルギーと風邪の症状の違いはありますので、しっかりと見極めておきましょう。
症状の違いのポイントですが、まず熱が出ている場合は風邪の場合がほとんどです。アレルギーの場合は熱が出ることはほとんどありません。
鼻水はサラサラの鼻水がずっと続いているのかどうかで見極めます。風邪の場合は途中からネバネバした状態になってきます。
咳はほとんど出ることはなく、くしゃみが止まらなくなるのがアレルギーです。喉の状態は風邪の場合には痛みが出てきますがアレルギーの場合は違和感がある状態になります。
今日からできるハウスダストアレルギー対策5選!
子供がハウスダストアレルギーになってしまったらショックですよね。自分の掃除の仕方が悪かったのかなと考えてしまう方もいらっしゃると思います。
確かにハウスダストアレルギーはホコリやダニの死がい・フンなどが原因で起こるアレルギーです。しかしアレルギーになってしまうのは体質が原因なことがほとんどです。ダニ一匹残らずきれいに掃除することは不可能なので、掃除の仕方が悪かったからと落ちこまないでください。
それでは少しでもアレルギー症状を軽くするためにする対策を5つ挙げていきます。
部屋の換気
部屋にはハウスダストが滞留しています。ぜひ毎日こまめに換気をしてください。よく言われることですが、掃除機をかける際は拭き掃除(クイックルワイパーで簡単でもよいです)をした後にするようにしてください。
布製品の洗濯
布製品にもハウスダストはひそんでいますのでこまめの洗濯が大切です。ぬいぐるみは処分しづらいと思いますが、この際片付けてしまいましょう。
天然繊維のものから化学繊維のものに変える
意外と思う方も多いと思いますが、天然繊維のものは匂いで虫が寄ってきやすくなります。そのため布団など化学繊維のものに変えるだけで症状が楽になる場合もあります。化学繊維のものは丸洗いもできるものが多いので清潔に保てます。
エアコンや空気清浄機の掃除
掃除を怠るとハウスダストをまき散らかすことになってしまいます。
ホコリが舞いやすい場所ではマスクをする
外出していてもアパレルショップなど布製品を大量に扱っているお店であればホコリやちりが舞っています。環境に応じてマスクをすると安心です。
ハウスダストアレルギーの治療って何するの?病院ではこんな治療をする!
もしハウスダストアレルギーだと診断された場合、まず自宅対処での基本治療になります。これは自宅でのアレルゲンを排除して近寄らないようにするためのものです。基本的には上記のアレルギー対策になります。
それでも症状が改善しない場合、薬を処方してもらうことがメインとなります。
アレルギーの症状によって処方される薬の種類は異なりますが、薬によってたちまち症状は改善されて楽になります。ぜひ我慢しないで病院を受診するようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
ハウスダストアレルギーは誰でも急になってしまう可能性のあるアレルギーです。どんなに掃除をしても体質によって発症してしまう人はいます。しかし対策次第で症状をやわらげることができます。
ご家庭でもアレルギー症状のあるなしに関わらず今から対策をしておけば、発症を遅らせる効果があるかもしれません。
簡単にできる部屋の換気から行ってみてはいかがでしょうか?