住んでいるマンションでケーブルテレビに加入しているそこのあなた。ケーブルテレビとインターネットの関係を知っていますか。
実際に感じている方もいるかもしれませんが、ケーブルテレビだとインターネットが遅いといわれています。
ここでは、ケーブルテレビとインターネットについて見てみましょう。
今さら!…だけどそもそも「ケーブルテレビ」とは何?
まずは、ケーブルテレビって何だろうというところから考えてみましょう。
ケーブルテレビとはその名のとおり、電波ではなく、ケーブルを使って見るテレビのことです。地上波放送やBS,CSをケーブルテレビ局が受信して、ケーブルを通して各家庭まで届けることで番組を見ることができます。
普通のテレビがアンテナで電波を受信するのと違って、ケーブルを伝って送られるので電波の届きにくさに関係なくテレビを見ることができるのが特徴です。
だから、台風や大雨などの天気にも影響されず安定してテレビを見ることができます。
ケーブルテレビでは、インターネットもこのケーブルを使って利用できます。
知っておくべき!ケーブルテレビでインターネットをするデメリットとは!?
ケーブルテレビは、インターネットをするのに最適とは言えないのは事実です。
快適なインターネットが目的なら主流はやはり「光回線」です。
ケーブルテレビがインターネットをするのに不向きなのはどうしてなのでしょうか。
最大の理由は、通信速度が遅いことです。インターネットをするのに一番のデメリットはこれでしょう。
ある大手ケーブルテレビ会社と比べてみると、光回線のほうが3倍以上速い傾向にあります。この差が生まれるのはなぜか知っていますか。
それはインターネットの通信速度がケーブル自体の伝送速度によるからです。
光回線ケーブルと違って、ケーブルテレビ回線で使われているケーブルは伝送速度で大きく劣ります。なので、ケーブル自体が問題となっているので、改善も利用者側ではできません。
もう一つ、デメリットがあります。それは、インターネット回線の安定性です。ケーブルテレビは光回線に比べて、回線が不安定になりがちです。
これは、ケーブルテレビは回線を多くの世帯で共有している場合があるからです。
高速道路の渋滞と同じように、ケーブルテレビのインターネットでも多くの利用者がいると、混雑してスムーズな利用ができなくなってしまいます。
用途に合わせたインターネット回線選びを
ここまでで、ケーブルテレビでインターネットをするには回線が不安定で、通信も遅いということがわかってもらえたでしょうか。
インターネット回線は用途に合わせて選ぶことが大切です。
速度は気にしない、ケーブルテレビと合わせて契約しておきたい方は、ケーブルテレビでのインターネットをおすすめしますが、快適な速度がほしい方は光回線を検討してみてもいいかもしれませんね。