
オペレーターが慌てたのはすぐに理由が分かりました。
奥の方で水柱が吹き上がっています。
「やっちゃいましたっ!」
水道管をパワーショベルが切断してしまったのです。
周辺何軒にも水を供給している水道管であり、また止水栓の場所もはっきりしていません。
水道局を慌てて呼んで、対応してもらって何とか事なきを得ました。
しかし、水道管を破損させてしまったために生じた対応費用は施主側に請求が来ました。
10万まではかからなかったものの、どうして自分が支払わないといけないのか何となく腑に落ちません。
ある時に会社の同僚と話していたら、二世代住宅に建替える時に、同僚が依頼した解体業者は事前にしっかりと現地を見に来て、見積の際に現況をどの様にするのかを施主ときっちりと詰めてから作業にかかったということなのです。
その同僚の土地も水道管などの配管がどんな状態か分からないので、場合によっては不可抗力で破損させてしまう可能性があることを予め話していたそうです。
その場合に修理費用などが加算される場合があるので高めに見積もっておくが、もし何もなければ返金するということで8万円ばかりを後ほど返金してもらったということです。
今回頼んだ業者は急ぎ仕事で、しかもとにかく更地になっていれば良いということだったので、大雑把な現地検分を行っただけでほとんど打合せらしい打合せもなく工事に入っていました。
業者の言い分としては、水道管の配置は新しい商業用などの建物ならまだしも一般の民家で築年数が古いものはほとんど事前には分からないし、よくあることですよ、と慰めのような開き直りのような話になって、同じようなことでもこんな差があるもんなんだなと今後の反省材料になさったそうです。
支払う金額は同じでも気持ちの良い仕事をしてくれる業者とそうでない業者で、後々苦い思い出になることもある、という教訓でした。
<今回の教訓>