解体工事の費用
解体工事費用の内訳
解体工事は標準的な作業は同じものですが、立地条件などによって大きく見積が異なります。
一概に平米や坪当りの単価で計算できないため、
- どのような場所の建物で
- 次に造られる物が何か
- 近隣への配慮をした場合にどのような解体方法が必要となるか
などを総合的に勘案して見積をしますので、各業者が提示している価格表は一応の目安として見る必要があります。
つまり、100軒解体する住宅があれば、100の違った見積が出てくるということです。
解体工事費の構成

(出典文献:建築施工単価2003年冬号)
このように解体工事は単に壊して運んで廃棄する、というものではないことが分かります
特に発生材処理費は廃棄してしまえばタダのゴミになってしまい、環境を壊す結果になるものをきちんと分別して再利用できるものは資源として生かすために必要なお金です。
手間とお金はかかりますが、資源として買い上げられる部分を見越して、あえて手間をかけるわけです。ここを割愛することは環境保護の観点から決して良いとは言えません。中にはこれを省いた上に不法投棄して「安くできます」と謳う悪質な解体業者もいますので注意してください。
下記の記事は作業単価が変わってくる条件をまとめたものですので、ご参考になさってください。住宅の状況を見せていただければ、無料でお見積りをさせていただいております。
解体工事費に影響を与える条件について(表-1)
解体工事とは耐久性、機能性、経済性及び社会性などの理由により、その役割を終えた建物を全面的に解体することである。
まず全面解体まで行わずとも改修工事などのために部分解体や内装撤去などをおこなうこともある。
(中略)
解体工事費は、解体される建物個々の条件により一様ではない。関係する条件を表-1に示す。
ここでの解体工事費は、解体作業上、 特別な措置や対象を必要とすることなく、建設副産物の処理についても支障のないことを標準条件として調査した結果を示している。
解体工事費の構成は、他の工事費構成と基本的に変わらない。しかし、他の工事に見られない項目があるため、その内容を図-1に示す。
(出典文献:建築施工単価2003年冬号)
表-1
| 分類 | 影響因子 |
|---|---|
| 建物 |
有害物質の有無(アスベスト等) 構造および規模 部材および内装 用途および老朽度 |
| 敷地 |
敷地の形状 敷地の面積 敷地内障害物 敷地内配管 地下水位 |
| 近隣 |
隣接建物等 近隣住民 病院・学校施設 |
| 道路 |
周辺道路 通行障害等 |
| 処分 |
建設副産物の種類と量 処分方法 処分場 処分場までの経路 |



